昇龍と私 ~満夫~
今年最後の「昇龍と私」は、タイ支部からお届け☆
今日は前回紹介した仁美さんの旦那様です。
メンバー同士で結婚して「夫婦でエイサー」というのは本部にもいますが、ご夫婦でエイサーを『始める』って素敵ですよね♪
昇龍との出会い
私と昇龍祭太鼓との出会いは、今から3年前、2015年の5月でした。
実は、赴任先がバンコクと決まってから、ホームページで和太鼓を探していました。
しかし、バンコクではなかなか和太鼓の検索がヒットせず困っていたところに、昇龍祭太鼓の文字が。
実は、日本で和太鼓をやっていた私は、このタイのバンコクでも、太鼓をたたける機会がないかと探していました。
しかし、タイのバンコクに4月から赴任し、1ケ月。
慌ただしい仕事の毎日でなかなか休めませんでした。
このままでは、仕事に埋没してしまうと危機感を感じ、妻と一緒に、昇龍祭太鼓の門を叩いたのでした。
久々に夢中に
年齢的に、50歳に近づいていたため、私自身やりきれるか心配でした。
見事、不安は的中でした。
一週間に土日の2回の練習。
なかなか覚えられず、毎回、挫折観を味わう日々。
出来たと思っても、次にやってみると、出来ているはずの所を間違ってしまったり、忘れたりしているのです。
そんな日々を過ごしていました。
そんなことと、仕事の忙しさから、1年目の9月から11月までは、なかなか練習に行けない日々が。
でも、そんな中でも、イベントが入って来ます。
最初から、全ての出演は無理でしたが、タイ支部長が、出来ている曲だけでもと、出演させてくれました。
出演までの数か月は、仕事の行き帰りの動画のチェックが日課に。
久々に、無我夢中で、取り組んでいる自分を発見できたのです。
昇龍で得たもの
イベント会場では振り付けの確認を。
しかし、本番では思ったような結果が出ないのも当たり前でした。
出演中は、何も覚えていませんでしたが、終わってから次への意欲が湧き出てきました。
「動画は、見ていただけではだめだよ。やってみないと覚えらえないよ。」
と、いつも支部長から言葉をもらっています。
その通り、やることによって、動画を見ていただけでは気づけなかった大切な振り付けに気付くことができたのです。
『まだまだやれる。まだまだやりたい』
と、思ってはいますが、自分の年齢を考えると、このタイ支部を卒業すると終わりになってしまうのかなと、思っています。
しかし、やり通せるだけ、やり切れるだけ、最後まで精一杯精進していきたいと思います。
タイ支部の活動を通して、仕事以外の方々とも出会うことが出来ました。
いろいろと話すことによって、自分の世界を広めることもできました。
昇龍祭太鼓、最高です。
このような機会を与えてくださった、タイ支部長の高橋さん、そして、琉球舞団昇龍祭太鼓東京本部代表の水野順一郎様に感謝申し上げます。
今後共、ご支援をお願いいたします。