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カチャーシー

今日は3月11日。

東日本大震災から8年。

色々な記事がたくさん出ていましたね。

個人的には昇龍祭太鼓に入団する前の出来事なので、ここで紹介するようなエピソードを何も持っていないので、、、

ちょっとだけ沖縄に重ねて今日はこんな話題にしてみました☆

 

カチャーシー

このブログがスタートして早28ヶ月が経過。

でも、振り返って考えてみると「カチャーシー」にスポットを当てた記事ってない気がする、、、

と思ったので、改めて取り上げてみました。

カチャーシー

昇龍祭太鼓のホームページ内には「カチャーシーの踊り方」というページがあります。

イベントのときに「会場のみんなと一緒に踊りたい!」という想いで掲載しているので、ここの紹介文には「お祭りや結婚式、お祝い事の最後に踊り、皆で喜びを分かち合います」と書かれています。

でも、カチャーシーは『楽しい、嬉しい』ときだけ踊るものではないんですよね。

そもそも「カチャーシー」は、「かき混ぜる」を意味する沖縄の言葉「かちゃーす」が元になっている言葉です。

この踊りの大きな特徴は手の動き。

でも、実際に沖縄でウチナーンチュが踊っている姿を見ると、手だけではなく体すべてを使って踊っていると分かります。

音楽に合わせ、体ぜんぶを使いかちゃーす踊りが「カチャーシー」なのです。

そんなウチナーンチュがかき混ぜるのは、喜びだけではなく悲しい気持ちも含まれています。

一人で抱え込まず、

『喜びや悲しみもすべてかき混ぜてみんなで分かち合いましょう』

というウチナーンチュの「人を大切に想うあたたかい気持ち」が感じ取れます。

一升瓶とおばぁ

みんなでカチャーシーを踊る事によって、楽しいこと、嬉しいことは倍に、悲しいこと、辛いことは半分に。

みんなが笑顔になれますように。

とっても素敵なことですよね。

過去に伺った陸前高田市の避難所でも、カチャーシーの時にはみんなが笑顔になっていました。

 

習うのではなく自然と身につくもの

最近の方の事はわかりませんが、、、

私の知り合いのおばぁに、カチャーシーのコツを聞いたときにこんな言葉が返ってきました。

「カチャーシーの踊り方のコツ、、、うーん、そんなのわからないよ(笑)」

おばぁ曰く、

「カチャーシーはね、気が付いたら踊ってた感じだから、人に教わるものじゃないよ。そこに音楽があって踊りたいと思えば自然に体が動くんだよ」

、、、なるほど。

ただ、教えてもらったのは

「手はね、幸せが逃げないようにするんだよ」

ということ。

男性はグー、女性はパー。

「幸せを掴むように男性はこぶしを握るし、女性は指を閉じるんだよ」

ぜひ、皆さんもカチャーシーを踊るときは実践してみてくださいね。

カチャーシー

でも一番大切なのは、周囲を気にせず、自分の好きなように楽しく踊る事なのかもしれません。

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