獅子の日
- 2019年04月4日
- テーマ: 沖縄のいろいろ
困った時の「今日は何の日」シリーズ(笑)
今日4月4日は『沖縄県の誕生日』
でもこの話題は昨年記事にしてしまったので、今年はもう1つの語呂合わせで
4月4日(獅子)の日の話題を。
昇龍の獅子達
皆さまもご存知の通り、昇龍祭太鼓には王さん、白さんをはじめとする獅子達がいます。
この子達は、4足歩行の琉球獅子。
日本のお祝いの席で踊られる2本足の獅子舞とは少し趣が違います。
沖縄の獅子舞のルーツは中国と言われていますが、いつ頃伝わったのかは定かではありません。
演目や様式も幅広く、その時々で違ったものが伝わったという説が有力なようです。
沖縄の獅子舞は本島では一頭、宮古や八重山諸島では雌雄一対で舞われるのが一般的。
昇龍は創作的な獅子舞なので特に決まりはありませんが、二頭出てくることが多いですね。
まさか白さんって女性だったりするのかしら??(笑)
地域によって獅子舞の由来や獅子型も違う琉球獅子。
沖縄県内には約180近くの獅子舞があると言われているそうです。
頭を噛むのは日本だけ!?
イベントのMCでもお伝えしていますが、、、
『獅子舞に頭を噛まれるのは縁起がいい』
とされています。
『頭を噛む事によりその人の悪いものを食べてくれる』
というのがその理由なのですが、、、
今回獅子舞の事を調べるのに、色々検索してみると、どうやらこの「頭を噛む」というのは日本が発祥らしいという見解を見つけました。
ある民族芸能学会の方が中国に行かれた際に、中国の獅子舞演者に
「獅子が人の頭を噛むか」
と聞いたところ
「そんな風習はない」
と言われたそうです。
また別の方が韓国の獅子舞演者に同様の質問をしたところ
「人の頭は神聖だから絶対にそんな事はしない」
と答えたそうです。
でも、この『獅子舞に頭を噛んでもらう』というのは、沖縄以外でも見られる光景なのでどこが発祥なのかは謎です。
まぁ、昇龍の場合、頭を噛むどころか、小さい子を丸呑みにしてしまいますから、そこはエンターテインメントという事で(笑)
獅子舞には色々な種類もあるし、まだまだ謎がいっぱい。
皆さんも興味があったら調べてみると面白い発見が出来るかもしれませんね♪