シーサーのお話
- 2019年06月7日
- テーマ: 沖縄のいろいろ
今日のブログは、アレックスとは別の意味でレアキャラである幸人から。
今年に入り、メンバーに復帰したのですが、、、
仕事も忙しく、なかなか練習もイベントも参加できていませんが、頑張ってます!
数少ない生粋のうちなんちゅですので、見かけたら、是非応援お願いします!!
シーサーのお話
みなさん、こんにちは!
沖縄でよく家の前で目にするシーサー。
沖縄好きな皆さんはよくご存知だと思いますが4月3日は「シーサーの日」
今年はもう過ぎちゃいましたが、過去ログを遡っていただくとシーサーの起源について書いてある記事がありますね。
ただ今日は、そこよりももう少し深く起源を追っていきたいと思います☆
そもそもシーサーとは?
シーサーとは、広く知られているように沖縄に古くから伝わる守り神です。
そのもとを辿ると紀元前のスフィンクスにまで遡る、とも言われています。
シルクロードを経て13〜15世紀ごろに中国から伝来したそうで、かなり昔からシーサーは存在していたんですね!
シーサーの原型となった獅子(しし)が沖縄の方言によって、シーサーと言い換えられたことが名前の由来といわれています。
石垣島などの八重山地方では、シーシーと呼ばれているそうです!
皆さんご存知だとは思いますが、主に家の守り神・魔除けの役目をはたしていて、沖縄県民のほとんどの家屋に置かれています。
日本最古のシーサー
ちなみに、日本に残存する最古のシーサーの起源は「富盛の石彫大獅子」と呼ばれ、なんと作られたのは300年以上前の1689年だそうです。
当時沖縄南部の八重瀬町では家事が相次ぎ、町民は途方にくれていました。
そこで風水師に相談したところ、獅子の像を元凶である八重瀬岳の方向に設置すれば収まると助言を受けたのです。
教えを受けた町民たちは風水師の言う通りにしかるべきところに獅子を設置したところ、本当に災いが収まったそうです。
もともと日にまつわる災いから守ってくれる守護神としてシーサーは伝えられ、悪い邪気から身を守るために自然とシーサーを置くことが習慣になったようです。
ちなみに、「富盛の石彫大獅子」は今でも八重瀬町の公園内で見ることができるそうです!
年月が経っているためか皆さんがイメージするシーサーというよりは、丸くなってしまってぬいぐるみのような外観のようですが(笑)
県の指定有形民俗文化財にもなっているので、一見する価値はあります!
諸説あるそうなんですが、現代主流となっているシーサーは少し強面で、神社にいる狛犬のようにも見えますよね?
これは中国から伝来した獅子の神様という説がもっとも有力とされているそうです。
ここまでシーサーの伝来の歴史について記載してみましたが、皆さんの知っている知識と比べてどうだったでしょうか?
次回は、シーサーの正しい置き方やその意味についてまた書きたいと思います☆