シーサーのお話 Part2
- 2019年06月19日
- テーマ: 沖縄のいろいろ
今日は前回のお話の続編です。
以前、シーサー作り体験をした時に、余った土でチビシーサーを作ったのですが、、、
何も考えずに両方とも口が開いたオスを作ってしまったんですよね。
勿体ないかったなぁ(笑)
シーサーの置き方
みなさん、こんにちは!
今日のブログでは、前回僕が書いたシーサーについての記事の続きを紹介します(*´꒳`*)
シーサーは1体だけでなく、対にして2体で置くのが一般的ですよね。
口を開けているものがオス。
閉じているものがメスになっています。
口を開けているオスは沖縄の悪霊であるマジムンを追い払ったり噛みつき、口を閉じているメスは幸福を呼び込み今ある幸せを逃さないような役割をしています。
シーサーを正面に右側をオス、左側にメスを置くことが正しいとされています。
その際の方角は鬼門(=邪気がやってくる道)である北東。
また日の被害から家を守る場合は、南に置くと大きな効果を発揮すると言われているんですよ!
シーサーを置くときのポイント
そして、家の中に置くにしても外に置くにしても、おいて置く場所を綺麗にしておくことがポイント。
シーサーを物ではなく、神様として扱うことによってより一層の効力を発揮してくれることでしょう。
屋根の上に乗せるシーサーを置く際には1体、口の空いたオスのシーサーを置いてくださいね。
2回に分けてシーサーについてのご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
起源がスフィンクスまで時代を遡ったり、置く方角や意味について初めて知った方もいたのではないでしょうか?
今は沖縄の街中どこでも見られるシーサーですが、ちょっとした背景を知っておくことでより興味深くなるかもしれませんね。
ぜひ沖縄旅行の時や、シーサーを見かけた際には思い出して見てください!