チャレンジレシピ☆~ムーチー~
- 2020年01月31日
- テーマ: チャレンジレシピ☆
今日は久々に登場!
チャレンジレシピ☆シリーズです。
でも今回は造り慣れてる感が満載なのであんまり『チャレンジ』な感じはありません。
さすがうちなんちゅ!
出身は、、、
2019年12月に入団しました新人の比嘉と申します。
はい、名前の通り沖縄出身です!
しかもエイサーの町となっている沖縄市から来ました。
生まれたときから太鼓の音を聞き、踊りを見てきた僕にとってエイサーはあって当たり前の文化で地元民の誇りでもあります!
今日はそんな僕からはエイサー!!
……ではなく沖縄文化の一つである「ムーチー」を紹介したいと思います。
ムーチーの歴史
『ムーチーとは何ぞや?』
と思う方にご説明します。
「ムーチー」とは沖縄で食べられるお菓子の一種で、「餅」の沖縄方言であり、カーサ(月桃の葉)で巻くことから「カーサムーチー」と呼ばれることもあります。
漢字で書くと「鬼餅」と書くそうです。
「鬼餅」の由来は沖縄本島の民話によります。
ーーーーその内容は、昔、首里から大里に移り住んだ男が夜な夜な鬼になって人を襲うことから、その男の妹が憂いて、鉄釘入りのムーチー(鉄の塊とする場合もある)を兄に食べさせ、弱ったところを海に蹴り落として殺したというものである。このように、鬼退治にムーチーが使われたことから「鬼餅」と呼ばれることとなった。(Wikipeida参照)ーーーー
だそうです。
厄払いや健康(長寿)を祈願する意味もあるそうなので、餅つき大会と節分を一度に味わえますね!
毎年、旧暦の12月8日はムーチーの日。
旧暦なので毎年日にちは異なります。
(新暦の1月下旬から2月上旬が多い)
今年はちょうど1月2日でお正月とかぶっていたため兄弟が帰省し、家族団らんで祝いました!
作り方は簡単で、餅粉で水で溶かしながらこね、白砂糖や、紅イモ、黒糖などで味付けをしカーサで巻いたものを蒸して作ります。
では早速、作っていきましょう!!
ムーチー作り
①大きめのボウルに餅粉500gを入れます。
②水500ccを2、3回に小分けしながら入れてこねていきます。
追加で砂糖や紅芋粉を入れる際は100~200cc多めに入れます。
※今回は紅芋味を作るため700~800cc入れました。
③ひたすらにコネコネ、コネコネ、コネくり回します。
これがキツイのなんの。
バチ回しで腕を鍛えた猛者共も悲鳴を上げそうになるくらい。
がむしゃらにこねること約30分。
耳たぶくらいの柔らかさになったらコネくり回し完成です。
④続いて餅をカーサ(月桃の葉)に包んでいきます。
まず、どこの家の庭にもあるカーサを集めます。
(ちなみに実家の庭には当たり前のように生えていました)
⑤次に葉っぱを水で洗ってきれいに拭いて、裏面を表にします。
餅を手のひらサイズに広げて伸ばし、ペタッと貼り付けます。
⑥包み方は簡単で
1.)上下を内側に折りたたむ
2.)左右を内側に折りたたむ
3.)ビニール紐で強くちょうちょ結び
⑦大きめの鍋で20~30分蒸して、取り出して粗熱を取れば完成!!
⑧後は美味しくいただくだけ!!
甘すぎなく、程よい紅芋の味とカーサの葉の香りが見事にマッチしていて、美味しくて懐かしい感じがしました!
ムーチー自体は毎年食べていましたが、自分で作るのは10数年ぶりのことでした。
楽しくていっぱい作っちゃいましたが、食べ過ぎると胸焼けするのでご注意を!!
おまけ
甥っ子ちゃんはまだ食べれないためか、スマホを食べようとしていた話はまた次の機会に!