首里城の瓦
だんだんと日が落ちるのが早くなりましたね。
仕事を終え練習に向かう時間はだいぶ暗くなって、まるで遅い時間に出歩いてるんじゃないかと錯覚します。
今日は、昨日ご一緒させていただいたチュニキャンさんの『ダイナミック琉球』とも深いかかわりのある【東京で出会った思いがけないあるもの】についてのお話です。
首里城の焼失
2019年10月31日。
毎朝目覚ましの音で目が覚めるのに、なぜかこの日は早朝に目覚めてしまった。
いつもだったら時計を見て二度寝するのに、なぜかこの日は携帯を見た。
友人からの知らせ
『大変!首里城が燃えてる!!!』
寝ぼけた頭では何のことやら全く理解が出来ない。
他の友人からも
『テレビ見て!首里城が燃えてる』
との知らせもあった。
『燃えてるって何だろう?』
意味がわからないままテレビをつけた。
目の前には信じられない光景が中継されていた。
あの出来事からもうすぐ11か月。
世界中がコロナの恐怖に見舞われ、あの日のあの火災の事を思う日々が少なくなった気がする。
久々の再開
先日。
泡盛を購入しに立ち寄ったのは、銀座にある『わしたショップ』
地下には様々な泡盛がところせましに陳列されています。
この泡盛コーナーで私たちがわしたショップでおこなった首里城復興支援募金を担当してくださった方に会いました。
昇龍祭太鼓もわしたショップさんも募金を寄付したこと
そしてコロナが治まったらまた共に活動したいこと
最近の泡盛情報の交換など
ソーシャルディスタンスを保ちながら、少しの時間でしたが立ち話が出来ました。
そこで担当さんがふと「首里城の瓦あるから見て行って」と。
首里城の瓦
『どうゆうことなんだろう?』
と案内されるがままついていくと、地下に設けられたブースに首里城の瓦が展示されていました。
『 本物なの?』
と思うくらい綺麗な瓦が数枚。
一部は破損しているものもありましたが、焦げている様子はなく、聞いてみるときれいにしてから展示しているとのこと。
そのまま置くとあまりよくないものが繁殖する恐れがあるそうです。
とはいえコロナ禍で沖縄の訪問は実現しない今、近くで首里城の瓦を見ることが出来たことで、
『この火事を忘れてはいけない』
と思い起こさせてくれました。
いつかみんなで
今まで年に少なくとも1回。
多ければ数回。
当たり前に旅行していた沖縄。
いつ行けるようになるかはわからないけれど、また旅行に行きたいですね!
まずは旅行に行きたい!
旅行なので荷物に太鼓がないといいのですが(笑)
奈美