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沖縄の本土復帰の日~代表~

今日5月15日は沖縄の施政権が日本に返還され沖縄「県」が誕生した日、沖縄本土復帰記念日です。

以前から昇龍祭太鼓のブログを読んでくださっている方は、既にご存知だと思いますが、世代が変わっていく中でも後世にしっかり伝えていかなければいけない大切な日です!

沖縄が抱える問題

第二次世界大戦で沖縄は唯一の地上戦を経験し、この戦で県民の4人に1人が命を落としました。
戦争によりたくさんの被害を受けただけでなく、戦後(1945年)から沖縄本土復帰(1972年)までの27年間、アメリカの統治下となりました。
私が産まれたのは1968年で、アメリカ統治時代に幼少期を過ごしていたことになります。
沖縄県民は本土復帰を願って訴えてきました。

1972年に本土復帰したものの、今もなお、国土面積の約0.6%しかない沖縄県に全国の米軍専用施設面積の約70.6%が集中していることを皆さんはご存知でしょうか。
「基地のない平和な島」を取り戻せていないのが現状です。

自然の多い沖縄

アメリカ統治時代に幼少期を過ごした・・・と書きましたが、当時の私は政治的なことは知る由もなく、自然の多い沖縄でのびのびと過ごしました。

家の近くには道(2020年5月15日の記事写真の場所です)を覆うほどのホタルがいました。
空は満点の星で埋め尽くされ、道はホタルが綺麗な光を放つ、幻想的な夜の光景を今でも鮮明に覚えています。

先月帰省した際に打合せで行った場所がその道の近くだったのですが、なんと!その周辺に未だに数匹のホタルがいました。
さらに驚いたことに、自宅の玄関先にもホタルがいました。
ホタルが光を放つ自然がまだ残っていることを直に感じ、とてもワクワクしました。

 

5月10日には国際自然保護連合の勧告を受け、鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄本島北部、西表島の4島が世界自然遺産へ向けて動いいます。

沖縄県のホームページにも世界自然遺産の特殊ページがあるのでぜひご覧ください。

 

コロナ禍の中、とても嬉しいニュースでした。

自然を大切に愛することを忘れずに、
人々が争い戦争への道を歩まない、
戦争に加担することのない世の中になって欲しいと心から思います。

沖縄はいろいろな世(ゆ)を過ごしてきました。
唐の世からヤマト世、ヤマト世からアメリカ世、そして再びヤマト世へ。
激動の歴史を歩んできました。

これからの沖縄は、平和で長閑で自然と共に豊かな気持ちで過ごせる場所であって欲しいと思います。

わした島 ウチナー

こんな時にぴったりの曲を!

芭蕉布

 

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