ORANGE RANGE LIVE出演報告 〜ゆりこ〜
昨年の7月、THE MUSIC DAY 2021で「K O N O H O S H I」で共演させていただきましたORANGE RANGEの皆さんと、再び一緒にコラボさせていただきました!
昨年結成20周年を迎えたORANGE RANGEの皆さんが、今年21年目を迎えるという大大大イベント!!
大きな節目の大切なLIVEの共演、本当に嬉しく思います!
今日はその舞台裏と、舞台に立った時の感動を伝えさせてください。
共演のお話
ことの発端は3月31日。ORANGE RANGEの皆さんとの共演のお話が入りました!
もしかしてまた一緒に踊れるかも!?とドキドキワクワクです💓
そしてすぐに、曲は新しくリリースされたフイリソシンカであることも分かりました。
さて、ここで私にとっての重大な発表がありました。
大太鼓振り付けの担当に、ばるさん、はづきさん、そして私が任命されたのです!
嬉しさと共に、プレッシャーと不安が押し寄せてきました。
実は「K O N O H O S H I」の時の大太鼓の振り付けも、この3人で担当。
3人でどうしようどうしよう、と今回も大慌てです!!😱❤️
今が3月の終わりで、5月14日がイベントで、パーランと締め太鼓の振り付けも考えてもらったり、踊る人みんなに覚えてもらったりしないといけない時間を考えると…
「(4月)17日の日曜日までに完成くらいの目標でいかがでしょうか」
ということで、曲を3つに分けて、3人で分担。それぞれで振り付けを考えます。
「K O N O H O S H I」の時も思いましたが、振り付けを考えるのって、本当に大変で…
↓スタジオが使えず駐車場で振り付けを考えるばるさん
何度も色々な曲の振り付けをしている小島さんや美月さんは本当にすごいなと、尊敬します。
他のエイサー団体の動画を見て参考にしたり、昨年の公演で踊ったポイの動きを取り入れてみたり、そして何より曲の歌詞から振り付けを考えてみたり…
私たちなりに一生懸命考えました!
結局目標の日にちには全然間に合わずでしたが、水野さんに見てもらい、少しずつ振り付けが完成!
GWにはイベントの後、後輩たちにも付き合ってもらい、スタジオに残って何時間もかけて演舞動画を撮影した日も。
↓動画撮影後?練習後?のある日のメンバー
その後もパーラン隊や締め隊がそれぞれの振り付けを考えます。
振りができると、その後はみんなで猛練習!
振りを覚えた後も何回も踊って、タイミングを合わせたり、細かい振りを揃えたり。
プレッシャー
振り付けを担当すると、振りを考えるだけでなく、みんなに教えていかないといけない、磨き上げてよいものにしていかなくてはいけないという極度のプレッシャーがかかります。
今回はその上イベント担当でもあり、毎日その重圧に押し潰されそうでした。
また、一生懸命考えたとはいっても、この振り付けでよかったのかと自信もあまりありませんでした。
しかし、本番前日の夜、みんなで踊った姿を前から見て、これはもう大丈夫だと、すっかり安心しました!
練習できる日にちは本当に短かったにも関わらず、本当にみんな集中してよく練習し、とてもいいものに仕上がっていました!
振り付けも、みんなが上手に踊っているのを見ると、よかったなと思うこともできました!
短い間に頑張ってくれたみんなには、本当に本当に感謝です。
本番
本番当日は、リハーサルでORANGE RANGEの皆さんを前から見させていただいた時から、興奮の連続でした!
大きなホールに、大きな心地よい音の響き、太鼓に伝わる振動が心を高鳴らせました。
ちむどんどん。
これがぴったり合う言葉だと思います。
そして本番がいよいよ始まる時、階段を登っていくと、客席から大きな拍手が。
私たち主体のイベントではないのに、ORANGE RANGEのファンの皆さんからこんなにも温かく、期待に満ちて迎え入れられ、胸がじーんとしました。
踊った時間はたったの5分間。
あっっっという間の時間で、あまりにも速くすぎさりました。
ORANGE RANGEの皆さんの胸に響く生の歌声、目の前に広がる何千もの人々。
本当に沢山のお客様が、私たちを見てくれていると感じました。
本当に「楽しい!」と感じた時間でした。
本番の後は、みんなで衣装を脱ぐと、急いでLIVEへ!
残りの時間は特別に客席から楽しむことができました!⭐️
小学生の頃から大好きだったORANGE RANGEの皆さんのLIVE、楽しくないはずがありません!
踊った後とは思えないほど、手を振ってジャンプして拍手をして楽しみました!
ORANGE RANGEの皆さん、スタッフの皆さん、観客席にいた皆さん、本当に素敵な時間をありがとうございました!!!
もう一つの舞台裏
最後に一つだけ、ブログに載せるか悩みましたが、もう一つ舞台裏のお話をさせてください。
今回の出演は、全部で踊り手14名。パーラン隊2名、締め太鼓2名、太鼓隊10名でした。
メンバー選定を行う際、夜遅くなることが予想されることから、中学生のひなきちゃんは出演しないことが決まりました。
担当として、ひなきちゃんには私から伝えたのですが、その時初めて、出演できないことを伝えるつらさを知りました。
沢山練習に参加して、努力家のひなきちゃんに伝えるのは、本当にしんどかったです。
私自身が踊れない悔しさを味わったことはありますが、他のメンバーが踊れないことに、身を切られるようなつらさを感じる日が人生でくるとは思っていませんでした。
ひなきちゃんの他にも、出たかっただろうメンバーは沢山いると思います。
表舞台に立っているメンバーだけではなく、メンバー全員の気持ちを背負っているつもりで、いつも踊りたいと感じました。
昇龍に入って色々な経験をしてきましたが、今回のイベント出演は、自分にとってまた一つ、大切なものを感じるものとなりました。
ひなきちゃんはレギュラーメンバー入りまであと一歩!
一緒にまた踊れる日が楽しみです。