退団のご挨拶~美月~
皆さまこんにちは。美月です。
ご報告があります。
この度、私は琉球舞団 昇龍祭太鼓を卒団いたします。
14年間もの間、色々なことがあって、ここでは語りきれませんが少しお話しさせてください。
デビューまでの道のり
エイサーを始めた時は13歳でした。
まさかこんな歳になるまで続けていくとは思わず。笑
初めて練習に参加した日を今でも鮮明に覚えています。
新しい事に挑戦してる感覚はなく、とにかく踊る事ってこんなにも楽しいんだな〜という気持ちでいっぱいだった気がします。
デビューするまでは本当に大変で、来る日も来る日も練習をし、テストを受け、不合格になり、へこたれず練習をし…
その分、デビューイベントでは夢のような気分でした。
お客さんの前で踊れるのかー!と。
デビューして間もなく、「琉球舞団 昇龍祭太鼓」に移籍することとなりました。
ただ、高校生になった私はジュニアメンバーではなく大人メンバーに。そのため、またまた再デビューするためにテストの日々となりました。
もう一度お客さんの前で踊るために必死にテストを受けて、合格。お客様の前で踊る大変さと喜びを誰よりも感じた自信があります。笑
私にとってエイサーとは
イベント出演している時は、日常の嫌なことや悩みなんて吹っ飛ぶくらい楽しくて、温かいお客さんの笑顔や手拍子、かちゃーしーが大好きでした。
私は勉強も運動も何も出来ない人間だけど、エイサーの活動をしている時だけは特別な存在になれる気がしていました。
それと同時にその感覚を失うのが怖いとも思うようになりました。
私からエイサーをとってしまったら何も残らないのではないかと。
それくらい、私にとってエイサーが大きなものになっていたのです。
応援してくださった皆様へ
ここ数年は、応援してくださる方のために踊っていました。
そこらへんにいるごく普通の私にむけて温かい言葉や気持ちを届けて下さる人が自分の想像よりも沢山いることを知っていたからです。
本当に感謝してもしきれないですし、最後に皆さまに直接ご挨拶できず、演舞をお届けできず、悔しくて、それだけが心残りです。
ですが、このような気持ちを感じるのは沢山の方に応援してもらえたからだと思い、この大切な気持ちをずっと忘れないようにしたいと思います。
書きたいこと、伝えたいことは山ほどあるのですがうまくまとまらず…すみません。。笑
とにもかくにも、この14年間本当に本当に幸せでした。
こんな私を応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました!!
心から感謝を込めて。
美月