卒業にあたって ～旭川支部～

昨日卒業式を終えた旭川支部の4年生。
卒業式を終えてすぐに、とても熱い思いを綴ってくれました🍀

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令和5年3月15日
本日、昇龍祭太鼓旭川支部の学生メンバー10人が北海道教育大学旭川校を卒業いたしました。
我々の4年間は、まさに「あっという間」という言葉の通りの学生生活で、いつもエイサーが隣にいたと思います。
我々の青春エイサーを簡単に振り返らさせてください😊

我々とエイサー

エイサーとの出会いは、先輩からの誘いであったり、支部の演舞を見て自ら入団を決意したり、友人の付き添いからいつの間にか､､､であったりと、はじめはそんな理由ばかりでした。

入団1年目の頃は、全体練習に加え、ほぼ毎日のように自主練習と、まさに「エイサー漬け」の日々でした❗️
緊張感のあるチェックテストを重ね、日に日に先輩と演舞ができる曲数が増える喜びを、分かちあったそんな1年間でした✨

もう辞めたい、でも諦めない

しかしながら、平穏な「エイサー漬け」生活に不穏な兆しが見え始めました。
そうです。新型コロナウイルスです💦
練習をしたくても出来ない、
友人と会いたくても会えない。
昨年までの当たり前が、当たり前に出来ない。
そんな日常に、苛立ちと不安感を覚えていたことを鮮明に覚えています。
そんな中でも何とか活動は続くわけです。しかし、同期10人が10人とも、能力や経験値が同一ではありません。
どうしても練習の進度に遅れるてしまったり、己の非力さを恨んで、いっそ辞めてしまおうかと考えたメンバーもいました🥺
現に、様々な事情で演舞から離れざるをえなかったメンバーもいました。
昇龍祭太鼓の掲げる『プロ意識をもつ団体』を継続することに、大いなる覚悟と責任をもたなければいませんでした。
それでもここまで乗り越えて来れたのは、東京本部、旭川支部長、先輩、後輩はもちろんのこと、同期の仲間の存在はとても大きなものでした❗️❗️

転機

入団3年目の10周年記念公演、4年目は夏に新宿エイサー、秋には沖縄公演と、コロナ禍でイベント出演が全くない状況の中、いろいろな葛藤をしながら練習に励んできた我々に、明確な目標という希望の灯火が宿りました✨

本部の方々と共に演舞のすることに興奮を覚えるとともに、本部・支部の垣根を越え、『琉球舞団昇龍祭太鼓』の一員として、お客様にエイサーの熱を届ける楽しさと難しさ、何よりもやりがいを感じました。

この経験は我々の財産です🎁

将来に向けて

4年間ともにエイサーに励んできてた我々10名。

新年度より、8人は教育関係に、2人は大学院へと就職・進学します。
仲間と共に切磋琢磨する。
観客の皆さんに勇気と感動を届ける。
単位を落としかねない状況でも動揺せずに練習する。
どれも、仲間とともに、本気でエイサーに向き合ってきたからこそ得られた経験だと思います。

エイサーという太陽よりも熱い経験を自信に変え、新天地でも奮闘してまいります。
最後になりますが、昇龍祭太鼓代表の水野さん、旭川支部を支えてくださる支部長の将太さん、そして、昇龍祭太鼓を応援してくださる皆さんに、卒業生一同誠に感謝申し上げます。
また、やーさい！😊