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昇龍と私 ~ダイチ~

初めまして!僕はブラジル生まれの日系ブラジル人、ダイチ・ヒガ(ブラジル名はフェルナンド)です。
今年の夏季限定メンバーに参加し、10月に昇龍祭太鼓に入団しました。
どうぞよろしくお願いします。

エイサーへの思い

僕のエイサーへの情熱は、うちなーんちゅの父の影響で芽生えました。
父は子どもの頃に家族と一緒にブラジルへ移住しました。
僕がエイサーを始めたのは2000年、子どもだった僕と姉はブラジルの「琉球國祭り太鼓」でエイサーに夢中になりました。
エイサーを初めて1年ほどした頃に、新しいグループ「レキオス芸能同好会」が結成されることになり、その流れで僕たちも新しい団体に移り数年間楽しく練習を積みました!

Hotwellsの生演舞!

2011年に、ブラジルのレキオスが沖縄で開催される「エイサー大会」に参加しました。


そこで初めて昇龍祭太鼓のパフォーマンスを生で見ることができました。
実はブラジルのエイサー仲間の間では、YouTubeで昇龍を見て「Hotwells」と呼んでいたんです。
漢字が読めなかったので、なんとなくそう呼んでました😅
その演舞は本当に圧巻で、動きは独特でありながらも、洗練された技が感じられて、一瞬で引き込まれました。

練習見学へ

2018年に「レキオス芸能同好会」での活動に一区切りつけ、翌年2019年、仕事のために日本に移り住みました。
鶴見「エイサー潮風」でも少し練習したり、鶴見川のほとりで一人でエイサーの練習をする日々を送っていました。
でも、やっぱりみんなと一緒に練習するエイサーが恋しくなって…
外国人メンバーも多いと聞いた昇龍祭太鼓に連絡を取ってみたところ、体験見学に温かく迎えてもらいました!
皆さん本当に優しくて親切で、グループのサマーシーズンに参加してみないかと提案してくれました。

夏季限定メンバーへの参加

4月頃から夏季限定メンバー(モーレシーサーズ)としての練習が始まりました。


練習は本当に厳しくてハードでしたが、同時に楽しくもありました。その練習の筋肉痛が今でも残っている気がします🤣
9月の浅草のイベントがモーレシーサーズの最後のイベントでした。
昇龍とモーレの仲間たち、そして観客の皆さんのエネルギーが一つとなり、1時間の夏の暑いパレードもあっという間に感じられました。


パレードが終わると、すぐに懐かしい気持ちがこみ上げてきました。
それからもう2ヶ月が経ちました。
現在は昇龍祭太鼓のメンバーとしてみんなと一緒に練習を始めています。
練習はさらに厳しく、難易度も高くなっていますが、それこそが昇龍の特別なところだと感じています。
これから一層練習に励み、いつか舞台で太鼓のエネルギーを皆さんに伝えられるようになりたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします😊

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