昇龍作業の強い味方♪
- 2016年11月17日
- テーマ: 制作・作業
秋も深まり、全国各地で色鮮やかな紅葉シーズンに突入!
四季折々の風情を感じられる日本っていいなぁ~、としみじみ思う今日この頃です。
ただ、沖縄では状況によって12月でもクーラーを付けていることがあるので、本州のような四季を感じられることはあまりないかも。
さて、昨日の記事でも紹介しましたが、昇龍祭太鼓では様々なものを自分達の手で制作します。
作れる物はなんでも作る!
そのため常になにかの作業をし、休まるときがありません!?
このブログでは、facebookやTwitterなどでは伝えきれない細かい作業内容や、仕上がっていく様子などを、ヨンナーヨンナー(少しづつ)お伝えしていきたいと思います。
樹脂材は昇龍の強い味方!
作業をする際に欠かせない必需品が、ファイバーやパテなどの樹脂材です。
これらの材料があれば、本当にいろいろな物が作れます。
獅子頭、龍頭、旗頭、太鼓桶まで様々なものを成形して丈夫な物が出来あがります。
昇龍祭太鼓の獅子頭は全てファイバーで作っています。
沖縄でデイゴの木を使って手彫りした獅子頭を購入すると最低60万円は超えます。
そりゃ~デイゴの木の方がいいのですが、やはり木はいずれ割れてしまいます。
が、しかし!ファイバーだと修理が可能なんです。
一番摩耗が激しい歯の部分は、アゴの開け閉めで使い方によっては歯が欠けたり割れたりします。
だけど、、、
安心してください!治りますから!(笑)
獅子頭の修理方法をご紹介!
まずは、マスキングテープで養生して、割れた箇所の裏側にガラス繊維と樹脂材で穴を塞ぎます。
その後乾いたら、表面からパテを塗りつけていきます。
欠けてしまった場所の穴埋めは、樹脂材やパテを使ってある程度の形まで整えていきます。
そのあとはひたすら研磨です。
研磨して滑らかなラインができたら、塗装する前に下地用の塗料を塗布し仕上げの塗装に入っていきます。
はい!完成!
デイゴの木での獅子頭だと簡単には補修できません!
だから昇龍祭太鼓ではファイバーで作る作品が多いんです。
へぇ~
と、ここまでお付き合いくださりありがとうございます♪
こういった感じで、今までの作品なんかもこちらで紹介していきたいと思います。
次の紹介作品はなんだろ?
お楽しみにヽ(^o^)丿