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那覇大綱挽まつり

この5日間、昇龍祭太鼓の日常というか、身近なお話ばかりだったので、今日は「まじめ」に沖縄を紹介しようと思います。

日本全国に色々なお祭りがありますが、沖縄のお祭りといえばこれです!

もうお分かりですね?

そう、タイトルにありますが(笑)、毎年10月に3日間かけて行われる「那覇大綱挽まつり」です。

実は、2013年には昇龍祭太鼓も初日に行われるイベント「市民・演芸パレード」に参加したことがあるんですよ?

 

ギネスブック認定

皆さんはこのお祭りで使われている大綱が、ギネスブックに認定されていることをご存知ですか?

この県内最大のお祭りある「那覇大綱挽まつり」では、20tもある大綱を東西に分かれ数万人規模で挽きます。

 この大綱はとにかくバカデカい綱なんです。

どれだけの大きさなのか、まずはこちらの映像をご覧ください!

 

那覇の大綱は「美しく、強く、大きく、長く」を基本に制作されています。

この大綱には芯綱があり、その上から毎年、手綱や化粧綱を作り、それを綱本体の芯綱に巻き、固く引き締めていきながら強度のある綱を制作してるんです。

なんと言ってもこの大綱、東西の2本に分かれています。

東の雄綱

東のウーンナ(雄綱)

 

西の雌綱

西のミーンナ(雌綱)

 

見た目がどっしりとしていて、重厚感があるのが特徴です。

その「ウーンナ」と「ミーンナ」のダイナミックな結合はとにかく凄いです。

東西の綱を中央に寄せ、結合され頭貫棒(雄綱と雌綱を結ぶ棒)を差し込みます。

それは男と女、東と西、お互いに補いあって成り立ち、新しいものを生み出す力であるともいえます。

 

大綱挽は国の慶事

大綱挽きは琉球王朝時代から国の慶事として行われてきた行事です。

いまでは「世界の平和と人々の幸せを願う綱」として挽かれています。

そんなドデカイ大綱を国籍を問わず、たくさんの人々が挽いている姿、またその一体感には本当に感動します。

那覇の大綱挽きは毎年10月に行われていますが、たくさんの方に知ってもらいたいなぁ~と思っています。

是非、皆さんも来年の10月は那覇大綱挽きへ参加してみてくださいね。

皆様のご参加をお待ちしております。

水野

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