進捗状況～ミニ旗頭～

今日はあいにくの雨空。

こんな時は、コツコツと作業をすると不思議と能率があがります。

ということで本日もミニ旗頭の制作に励んできました。

本日の進捗状況

前回、電熱線カッターとグルーガン(ホットボンド)を使い、発泡スチロールでメインの形を整えたところまで紹介しました。

今回はその続きです☆

整形した発泡スチロールに下の写真のようにガラス繊維を貼ります。

そこにFRP樹脂を丁寧に塗りつけていきます。

この作業により、脆いイメージのある発泡スチロールの表面をプラスチックのように頑丈な素材にする事が出来ます。

乾いたらヤスリ等で研磨し、表面をなだらかにしていきます。

そうすると、基礎部分が発泡スチロールだということは、見ただけではもう分かりません。

旗頭の歴史

このブログでも度々登場するこの旗頭。

本当に奥が深く、長い歴史をもった沖縄の伝統行事です。

ただ、旗頭に関する歴史的文献は、先の大戦で焼失したこともあり、資料として現存する物は少ないようです。

それでも中には150年前の様子が描かれた絵もあるようで、本当に歴史の深さを感じます。

江戸時代から各村々の象徴として聳え立つ旗頭には、その村々独特のいろいろなデザインがあります。

那覇大綱挽で活躍している旗頭も、少ない資料を基に復元されたものです。

自分も複数旗の旗頭を制作してきましたが、やはり自分の中での象徴として、良い旗頭を沢山制作していきたいと考えています。

今回の旗頭もその一つ。

きちんと自分の中で満足のいく旗頭を制作し、納品したいと思います。

また制作工程の進捗状況をこのブログでお知らせしますね！