演舞チェック
- 2017年01月25日
- テーマ: 練習風景
なんだかほんの少しずつですが、日が長くなってきたように感じませんか?
今日は夕方17:30でも少し明るかったですよね。
こういう少しの変化でも、だんだん春に近づいているんだなと実感します。
演舞チェック日
さぁ~春先に向けて、昇龍祭太鼓は今日も前進中。
今週も3回の練習があります。
そのうちの1回が以前にも紹介したチェック日。
自分が週末から沖縄に帰郷するため、月に1度の演舞チェック日を月末から今日に変更し、メンバーと同一見解の中で演舞合わせをしました。
今日のチェック課題曲は「クーダーカー」
今日はチェック指導を太鼓リーダーの2人に任せ、自分はサポート的な形で行いました。
さて、ここで問題です。
写真の3人に演舞ポーズを取らせていますが、レギュラーメンバーと新人メンバーの違っているところ、わかりますか?
真ん中がレギュラーメンバーで、両サイドは新人メンバーです。
わかったあなたは、かなりの通!
それでは、さっそく正解画像を見てみましょう♪
そうなんです。
バチを指す角度や太鼓の位置が違うんです。
昇龍祭太鼓では、細かな部分の演舞指導を行っています。
太鼓の持ち方やバチを指す角度一つにしても、向きがバラバラだと統一感が無くなってしまいます。
お客さまから見えるのが、太鼓の白い面なのか、赤い銅の部分なのかで、見栄えは全然変わります。
そこを意識的に統一していきます。
そのこだわりは、カメラマンに写真撮影をしてもらったときに明らに現れます。
個人個人が自由な動きをしてしまうと、向く方向がバラバラで統一感がない演舞になってしまいます。
見る側からしても揃っていないバラバラな印象より、揃っていて統一感のある印象の方が見ていて気持ちが良いのではないかな?と考えています。
『揃っている』というと思い浮かぶのが日体大の「集団行動」
自分も「集団行動」の一糸乱れぬパフォーマンスを見ると感動します。
ただ、あくまで見る側にも演舞側にもそれぞれ異なる価値観があり、好き嫌いや評価は分かれると思います。
しかし中には、こういった指導により演舞統一を図ると「北朝鮮みたいで個性がない!」と差別的言動を使い揶揄する輩もいました。
ですが、自分的にはエイサーのような集団演舞は綺麗に揃いつつ、その中で個性が光るからこそ、目が奪われるのだと確信しています。
周りから何を言われようとも惑わされることなく、心に描いたビジョンを実現するために、強固な決意を持って突き進んでいきたいと思います。
昇龍祭太鼓は、これからも一糸乱れぬ演舞を目指して日々努力していきます。