沖縄滞在記~6日目~
- 2017年02月1日
- テーマ: 滞在記
今日の沖縄は、澄んだ青空が綺麗な清々しい天気。
かと思えば、夕方からは雨(T^T)
島の天気は、1日の中で色々な表情を見せてくれます。
そんな表情豊かな天気と同じくらい、沖縄では年間を通して様々な行事が行われ、沖縄ならではの情景を見ることができます。
沖縄の行事は旧暦カレンダーに沿って行われます。
神様にお願い事をしたり、感謝を表したりするお祭りや、先祖を敬うための行事、子供の成長や年長者の長寿を祝う行事など様々な年中行事があります。
今日は何の日?
実家の台所では、母親が何やら準備中。
沖縄の家の台所にはヒヌカン(火の神様を祀る場所)があり、トートーメー(仏壇)とは別に御供え物やお線香を立てる場所があります。
このヒヌカンを祀り管理するのは、一家の主婦の役目です。
家族の健康や厄払いなどの祈願をしたり、家族の喜び事などを御願(ウグヮン)したり、報告したりする場所で、今日はヒヌカンのハチウグヮン(初御願/迎え)の日なんだそうです。
へぇ~
今日はお迎えなので、お線香は神様に天から降りて来てもらために左から階段状に供えます。
反対にお送りの時は、天へ帰って行かれるように右上がりに7本のお線香を供えます。
こういった色々な決まり事は、代々家庭で受け継がれていきます。
やはりこういう大切な事は家庭を守る母親にしかできないですね。
感謝!感謝です。
今日の散策
昼過ぎからは母親と一緒に、明日のとぅしびー祝いの贈答品の買い物に出かけました。
待っている間に同級生が務めるカフェで珈琲タイムを楽しみ、まったりとした午後を過ごしてきました。
カフェのすぐ裏には福州苑がありますが、残念ながら今日は休園日。
それならばと、隣の久米至聖廟(くめしせいびょう)を見学してきました。
久米至聖廟(別名:久米孔子廟)は、約2500年前の偉大な思想家である儒学の祖・孔子を祀ってある廟だそうです。
孔子の教えは人生の指針や心の糧として世界の人々に大変大きな影響を与えていて、その教えは今でも生き続けています。
琉球王国時代から幾度か建立されてきたようですが、先の大戦、10・10空襲で建物や神像、蔵書などの全てが失われてしまったそうです。
そこで、現在の那覇市久米の松山公園内に久米至聖廟が再建されたとのこと。
写真を見ても分かると思いますが、正門の至聖門は閉まっていて、年に一度、釋奠(せきてん)の日にしか開きません。
※釋奠の日とは、毎年9月28日に孔子を祀る日だそうです。
自分も全然知りませんでしたが、沖縄の歴史はかなり奥が深いですね~。
沖縄の事をもっともっと知らないといけないですね!
~おまけ~
今日の東京メンバー。
江戸川区にてイベント出演してきました!
ただ、演舞中の画像がない為、待機中の演舞確認の様子をご紹介☆