サトウキビ
- 2017年03月10日
- テーマ: 沖縄食材
今日、3月10日は語呂合わせで「砂糖の日」なんだとか、、、
ということで、今日は沖縄の砂糖のお話です☆
沖縄で砂糖と言えば黒糖。
黒糖は上白糖と違い、ミネラル分が多く含まれている為、疲労回復には持って来いのおやつです!
イベントの休憩の時に、メンバーもよく口にします(//∇//)
そしてその原料となっているのがサトウキビ。
沖縄の、特に離島では主となる農作物の一つです。
梅雨明けから1つ目の台風が来るまでの6月中旬ごろのサトウキビは、茎も真っ直ぐに伸び、緑も鮮やか。
青空に浮かぶ白い雲、そして緑鮮やかなサトウキビのコントラストはとても絵になります。
キビ倒し
そんなサトウキビですが、実はこの時期、収穫の真っ最中!
気温が低くなり糖度が増す12月~4月にかけて収穫を行います。
沖縄の離島では、この時期だけの住み込みのアルバイトが多くなります。
収穫の事を「キビ倒し」や「キビ刈り」と呼ぶのは、サトウキビを根元付近からオノで倒していくため。
これがかなりの重労働(>_<)
下の写真のように葉を落としたり、梢頭部と呼ばれる糖度の低い頂上の部分を落としたりして、茎の部分だけを束ねて出荷します。
昔はすべて手作業で行われていましたが、今では「ハーベスタ」という農業機械を使って収穫を行うところもあります。
収穫したサトウキビは、時間が経つと糖分が変化してしまうため、すぐに製糖工場へ。
島の製糖工場は期間限定の操業となる為、この時期に近くを通ると独特の香りが漂い、またこの時期が来たんだなぁと嗅覚でも季節を感じることが出来ます。
おやつにサトウキビ!?
砂糖の原料になるくらいですから、当然、サトウキビは甘いです。
島にいると「子供のころはおやつでサトウキビをかじってた」という話をよく聞きます。
といっても、サトウキビをそのまま「食べる」わけではありません。
見た目の通り、かなり固いし、繊維がすごい(>_<)
なのでサトウキビは、皮を削ぎ落とし、比較的柔らかい部分をかじって「甘い汁を吸う」という言い方が正解です。
観光地では、この短く切った生のサトウキビを販売していたり、機械で圧搾してサトウキビジュースとして売っているところもあります。
生のサトウキビなので、個人的には少し青臭いかな~という感想ですが、興味のあるかたは是非、試してみてくださいね♪
キビ刈り出身アーティスト
そして今日は、個人的に応援している宮古島で活動しているアーティストをご紹介☆
その名も「ハーベスタ」
もともと、宮古島でキビ刈りをしていた二人が、お世話になった地元の方へのお礼にとギターで弾き語りをしたのが始まりのユニット。
デビュー曲「onetime」のPVでは宮古島の風景をたっぷり堪能することが出来ます。
PVの監督は、池袋ゲートパークなどを手掛けた堤幸彦監督です。
是非、見てみてくださいね♪