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フェーシ

昨日の記事は最後に島言葉(沖縄方言)で締めくくりましたが、意味はわかりましたか?

訳を入れなくても分かった方はかなりの通!

ちなみに昨日の「シンカヌチャー ハネーカスンドー」という意味は・・・

シンカヌチャー=仲間たち
ハネーカスンド=華やかしていくよ

という感じで、エイサーにも関係の深い島言葉(沖縄方言)です。

単に島言葉と言ってもたくさんあるし、沖縄の地域によって言葉が全然違います。

昇龍祭太鼓も沖縄のエイサーをベースに活動している団体なので、今日はエイサーでよく使われる島言葉をご紹介します。

 

お囃子~フェーシ~

全国の様々なお祭りの際に発する言葉で「お囃子」があります。

お囃子も祭によって様々な祭囃子があり、そのお囃子だけ聞いてもお祭りの特徴を感じますよね~

江戸神輿などで発するお囃子も威勢があっていいし、阿波踊りなんかでも女性のお囃子はなんとも魅力的ですよね!

元々は太鼓や笛で、山車や屋台の上で演奏されるのを囃子とされ、京都の祇園囃子がその原型とされているそうです。

それが全国の様々な祭礼で神を迎える為に発せられた乱声(らんじょう)の一種として拡がっていったようです。

エイサーの場合、お囃子の事を「フェーシ」と呼びます。

エイサーで良く聞くフェーシといえば、男性の威勢の良い掛け声「イイヤ― サー サー」、それに対する女性の「ハーイヤ」ですよね。
 その後に発する「ナーティーチェ」とは「もう一回」という意味の島言葉です。 

エイサー ヘーシ イーヤーサーサー

エイサー ヘーシ ハーイーヤー

エイサー ヘーシ ナーティーチェー

エイサー ヘーシ ハーイーヤー

 

 

 

フェーシは楽曲によって様々

昇龍祭太鼓で、そんなエイサーのフェーシが良く使用されているのがこの楽曲です。
「七月(シチグヮチ)エイサー 待ちかんてぃ~」

 

【歌詞】

『1番』
七月(シチグヮチ)エイサー待ちかんてぃ ありんいゃ~んどぅしするてぃ~(友達揃って)
島々里々はいみぐらな(はい廻らな)
『2番』
アメリカむどぅいん(アメリカ戻りも)やまとむどぅいん(大和戻りも) みなするてぃ~(皆揃って)
七月(シチグヮチ)エイサースリサーサー フェーシディキラサ(囃子も出来るよ)スリサーサー
『3番』
クジュヌシチガヮチ(去年の七月)ナマジブン(ナマジブン) タルガニヤッチー(樽金の兄貴)メンソーチ
エイサーウドゥイ ナラヤビタン(エイサーの踊りを教えてもらいました)
『4番』
ハイヤ ワッターシンカ―ディキラサヤー ハネーカセエー(さぁ~仲間たち繰り出そう 華やかそー)
フェーシン ウドゥインマギマギトゥ(囃子も踊りも賑やかに)
チューヤウークイ スリサーサー(今夜はエイサー最後の日) ウークイ=お盆の送り日(最終日)

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