昇龍と私 ~美織~
- 2017年04月17日
- テーマ: 昇龍と私
定番化しつつある?「昇龍と私」
5回目の今日は、照屋姉妹のお姉さまが登場♪
貴重な子供時代のショットもありますよ~(^_-)-☆
エイサーとの出会い
みなさん、こんにちは!
今日は照屋姉妹の姉(双子じゃないですよ!笑)、 美織が担当します。
妹の美月の記事にもありましたが、私たちは小さい頃からよく母に連れられエイサーを見ていたそうです。
正直、私自身にはあんまり記憶がないのですが(^^;
けれど、小学生時代の作文にもエイサーを見に行ったことを綴っているくらいエイサーが好きだった私。
数あるエイサー団体の中でも前身団体である「琉球國祭り太鼓」が好きだったわたしは「高校生になったら絶対に琉球國祭り太鼓に入る!」とよく母に言っていたそうです。
エイサーを始めたきっかけ
中学生になり、部活をやり始めたわたしは「エイサーに入る!」と言っていた頃とは違い、毎日部活に一生懸命でした。
高校に入っても同じで毎日部活に一生懸命な日々を送っていたある日。
母から「やってみない?」と1通のメールが届きました。
なんとずっと憧れていた琉球國祭り太鼓が夏限定のメンバー募集をしていたのです。
私は悩みもせず、やる事を決意しました。
夏限定メンバー
練習が始まるとまずぶち当たった壁はバチを持つ手が右手という事です。
そうなんです、私左利きなのです。
右手を使うということは本当に難しく、苦労しました。
次にぶち当たった壁は今までやったことのないような動きでした。
ダンスはもちろんできないし、覚えの悪い私はもう何度やっても覚えられず、ついて行くのが精一杯。
そしてなんて言ったって一番の壁は部活、学校との両立、そして家の遠さ。笑
まだ部活を引退していなかった私は朝練をやり、学校での授業を終え、午後の部活をやり下校。
母が迎えに来てくれた車に乗り、部活着のまま1時間半かかる練習場へ向かうという日々でした。
そんな生活を約2ヶ月繰り返し、7月の最終土曜日。
私は去年までお客さんとしてみていた「新宿エイサーまつり」の大きな舞台に立ちました。
正直その時のことは、はっきり覚えていません(>_<)
けど、今まで味わったことのない楽しさだったことは今でも覚えています。
お客さんの笑顔、一緒に頑張った仲間の笑顔、たくさん教えてくれた憧れのメンバー達の笑顔、最高の瞬間でした。
私の思い
すっかりエイサーに夢中になってしまった私は、琉球國祭り太鼓に入団することを決め、気付けばもう9年。
9年の間には琉球國祭り太鼓を退団し、琉球舞団 昇龍祭太鼓の立ち上げメンバーとして活動するなど、色々な経験をしました。
今日まで楽しいことだけじゃなく、正直、大変なことも辛いこともたくさんありました。
辞めたいと思うことも。
けれど、私が今も続けるのは正直エイサーが好きという気持ちだけではありません。
イベントの度に足を運んでくれるお客さんの笑顔や温かい言葉、遠くからYouTubeを見てくれるお客さん、支えてくれている家族、最強の相方の妹がいてくれることがなによりエイサーを続けたいと思う最大の理由です。
私が9年前にエイサーを楽しみにしていたように、私たちの演舞を楽しみにしてくださるお客さんの笑顔が少しでも増えたらいいなと思います。
なんだかちょっぴり熱く語ってしまいましたが…笑
これからも琉球舞団昇龍祭太鼓、そして照屋美織をよろしくお願い致します(^^)