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熊本遠征 ~イベント報告@菊池夏まつり~

昨日のブログでもお伝えしたように、、、、

リハーサル後のまったりタイムを突如襲った大粒の雨。

メンバーの頭によぎるのは、つい1週間前の新宿エイサーまつり

あの時はびしょ濡れになりながら踊りました。

が!

それでも盛り上がったのは、いつも応援してくれている皆様がいつも通り応援してくれたから。

そう。

ここは熊本。

そもそも昇龍祭太鼓って何??

な状態で台風の影響で雨が降るとなったら、かなり厳しい状況なのでは?σ(^_^;

そもそもお客さんたち、みんな帰っちゃうんじゃ、、、

 

菊池夏まつり

なーんて弱気は、昇龍祭太鼓にはありません( ̄∇ ̄)

ま、旅館出た時にまだ小雨だったので、ほんのちょっとだけ溜息出そうになりましたが(笑)

今回は音響機器も持参しているので、さすがに少し様子をみましたが、代表のGOサインで準備開始!

準備が整ったら、白龍の担ぎ手が集合しているという待機場所へ。

出発直前

参加される皆様に挨拶をさせて頂き、練習を見学。

合間に集合写真を撮らせて貰いました!

この後、いよいよ雄龍と雌龍が練り歩きます。

 

出演1回目

白龍達の出発と時を同じくして、昇龍の演舞もスタート。

場所は雌龍が餅投げをするポイントの前。

メインは白龍達なので、始まるときは人がまばら。

ちょっぴり寂しい感じでした。

でも、音楽と太鼓の音が響くと少しずつ人が集まりだし、、、

癒しの里菊池より_菊池夏まつり1回目

3曲目が終わり、雌龍が目の前に到着するとたくさんの人々が!

まぁ、目的は餅だと思いますがσ(^_^;

餅投げが終わり、後半の1曲目「三線の花」は雌龍の前で演舞。

担ぎ手さんたちや沿道の方も歌ったり、リズムを取ってくれたり、、、

祭りの進行があるので、1曲のみで雌龍は広場の方へ進んできましたが、その場に残って演舞を見て行ってくれた方も沢山いました。

本当に感謝感謝です♪

 

菊池白龍會

白龍達

私達の演舞の合間に白龍會さんの出番が!

もちろん祭りを楽しむために、ポジション取りはバッチリです(笑)

正面ステージから子龍が総代、副総代達の元へ進んでくると、左右からは雄龍と雌龍が迫ってきます。

この時は、特に蛇行もなく、お互いにすり抜けていくだけでしたが、この後に行われた「蛇行」はド迫力でした!

伝説の吉兆龍と言われている白龍達。

龍の頭上に立っている人を「龍の魂」と書いて「龍魂(りゅうこん)」と呼びます。

いわば花形。

お互いの龍が向き合うと、この龍魂の人達を落とすくらいの気合で担ぎ手達が激しく龍を揺さぶります。

そして、広場前の道路をすごい勢いで蛇行しながら雌雄の龍が暴れまわります。

その様子を特別にステージ上から見せてもらう事が出来ました。

全景が見渡せる場所から見る雄龍と雌龍はまるで宙を舞うよう。

暮れていく茜色の空をバックに、勇猛に駆け巡る一対の龍。

鳥肌が立ちました。

と同時に、この後に演舞することへのプレッシャーを感じ、良い意味で気合が入りました。

 

出演2回目~クライマックスへ

私達の出番は祭りの終盤である20時。

演舞終わりのカチャーシーで、会場を盛り上げ、雄龍と雌龍をステージに呼び込み、一緒にクライマックスである花火のカウントダウンを行うという段取りでした。

ですが、、、

ご存知の通り、台風5号の影響で会場には強い風が吹いています。

私達の演舞の時も、風が強すぎて危険だからという理由で旗を出さなかったほど。

苦渋の決断となり、花火は中止に。

楽しみにしている市民の方々にそれを伝えるのも辛いし、時間的にも雰囲気的にもスタッフの方々がどうしたら盛り下げずに祭りを締めくくることが出来るか、頭を抱えていました。

そこで、急遽段取りを変更。

予定通り、昇龍の演舞を最後まで行いますが、雄龍、雌龍はそのまま待機。

カチャーシー終わりで市長や実行委員の人達がステージ上に上がり、花火の中止を告げる。

その後、アンコールという流れで昇龍が追加で3曲演舞。

最後の曲でもう一度カチャーシーを行い、そこから白龍達を壇上へあげ、菊池夏まつりのフィナーレへ。

そこからは時間があっという間に過ぎていきました。

癒しの里菊池より_菊池夏まつり2回目

前半の演舞終了後、花火の中止を聞いた市民の方々が落胆して帰ってしまうのではないか、、、という不安もありましたが、ほとんどの方がその場に残り、会場一体となってフィナーレへ。

伝説の吉兆龍、雄龍と雌龍がステージに上がり、白龍會の役員の方々や担ぎ手さん、菊池市長をはじめとする実行委員の方々がステージ上に並びます。

なんと!

昇龍メンバーも呼ばれ、同じステージに立たせていただきました。

白龍會第21代総代、小池総代の挨拶。

「復光から復幸へ」

強い想いや絆を感じ、感動で涙が出そうになりました。

この時間を共有できたこと、市民の方々の笑顔、「負けんばい菊池、負けんばい熊本」の想いなど、色んなことが押し寄せてきて、本当に貴重な時間を過ごせたことが嬉しくて、、、

たくさんの方から「ありがとう」の言葉をいただきましたが、こちらが感謝してもしきれないくらいです。

本当にありがとうございました!

※ブログに使用している演舞写真は「癒しの里 菊池」のfacebookページより引用しています※

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