昇龍と私 ~静~
- 2017年08月14日
- テーマ: 昇龍と私
今日の「昇龍と私」は新メンバーの静(しずか)ちゃん。
中国人の彼女ですが、母国語はもちろん、日本語、韓国語、英語も理解しちゃう国際派!
「名前の一字をとって、静(しずか)と呼んでください。でも、性格は静かじゃないです(笑)」
と自己紹介するちょっぴりお茶目な一面も♪
そんな静ちゃん、昨日の記事ではないですが、実は美織ちゃんと同じ左利きなんです。
慣れない右手でのバチさばきは大変だと思うけど、是非頑張って欲しいですね♪
エイサーとの出会い
2015年の7月、いつものように新宿をぶらぶらしていたら、
「沖縄の〇〇、いかがですかー?」
という声が聞こえました。
沖縄。
まだ行ったことはないですが、興味があったので見に行こうかなと、声のもとを探しに行きました。
いつもより賑やかな、まるでビーチにいるような暑さの新宿で、太鼓の音が聞こえて、人がどんどん集まってきていました。
エイサーという言葉を聞いたこともない外国人の私にとっては、日本の文化としか分かりませんでした。
でもその音は、落ち着いている感じを与えてくれて、素敵でした!
( ↑↑ ちなみに、フェイスグックの思い出から四年前初めて上京したときも新宿エイサー祭りを見ていたとわかりました。縁がありますね〜〜)
その後2016年に韓国へ留学した時、知り合いの紹介で、ミュージカル団体に参加しました。
実はミュージカルに参加して初めて、プロでなくても、舞台に出演できると知りました。
(中国ではプロじゃない人が舞台に立つことはほぼないので)
このミュージカルは世界平和がテーマなので、世界中の踊りがあります。
私は日本のよさこいを踊りました。
また同じ年に、日本のメンバーとしてフォーラムに参加した時は、ソーラン節を踊りました。
それらを経験し、私は日本の踊り、日本の伝統をもっと知りたくなりました!
日本に帰国後、なにかの団体を探そうと考え、その時に新宿で見たエイサーのことを思い出しました…
いろんな心配事
エイサーをはじめる時にいくつかの心配事がありました。
太鼓を叩くのには力が必要ですが、タオルを絞る力もない私に、本当にできるのでしょうか?
左利きっぽい私は、右手で叩くことに慣れるのでしょうか?
就職活動しながらもきちんと練習できるのでしょうか?
でも、力は練習しなければ、永遠につかないものですし、右手で全部できない訳でもない。
また就職活動だけに集中すると頭がおかしくなりそうで、とにかく人と接したい、運動したいと思いました!
色々不安があったのですが、人生は挑戦し続けるものです!٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °
悩みながらも結局入団することにしました。
まだ何もできないのですが、入団してすぐに新宿や上野のような大きいイベントで旗持ちをしながら、先輩たちの演舞を見ることができました!
忙しかった最初の1ヶ月。
私にはまだ師匠がいないのですが、全ての方々が私の師匠になっていっぱい教えてくれて、とても幸せでした!
これから、先輩たちのように色々なイベントに出たいです!
最後に雑談ですが、入団後、友達にエイサーのことを言ったら、体験しに行きたいって言ってくれる友達が二人もいました。
入ってくれるかどうかはまだわからないですけど、興味を持ってくれるだけで本当に嬉しかったです!
これからは長く頑張って行きたいと思います!