沖縄滞在記 ~沖縄のお盆~
- 2017年09月5日
- テーマ: 滞在記
今日のブログは、沖縄滞在記です。
先日のウンケーに続いて代表から記事が届くのかと思いきや、、、
どうやら華麗なパスが通ったようです(笑)
沖縄滞在記
初めまして2017年一般メンバーの三井と申します。
今回は、水野さんに同行して沖縄の旧盆を体感して来ましたので、お礼を兼ねてレポートさせて頂きます!
「本場の道ジュネーが観れるよ」
と聞いて同行したので、毎日夜はエイサーを観る予定でいました。
ですが、初日のウンケーは凄まじい雷雨に見舞われ見る事ができませんでした。
ちょうど御先祖様がいらっしゃる夕暮れから天気が崩れてきて、地元の人達が
「ウンケーらしい感じね〜」
と喋っていたのが印象的です。
ナカビ ~中日~
2日目ナカビ、今日こそは!
天気は大丈夫そうなので水野さんと合流して、北谷町や沖縄市のある本島中部に向かいます。
青年会の方から現在地を教えてもらい、近くなったらクルマの窓を開けると…
太鼓の音がだんだん近くなってきます!
立ってるだけで汗が止まらなくなる暑さですが、クルマを駐車場に停め、太鼓の音と僅かな情報を頼りに街中を歩き回りました。
その甲斐あって、一晩でなんと!
4団体のエイサーを見る事が出来ました!!
・南桃原青年会
・中の町青年会
・久保田青年会
・園田青年会
どの青年会も格好よかった!
そしてそれぞれに個性があるのも面白いです!
ここで見たまま全部をご紹介したい所なのですが、本物はぜひ見に行って身体で感じて頂きたいのでダイジェスト版を載せさせて頂きますね。
那覇に戻った頃には2時を過ぎていましたが体力を取り戻すべくウチナーのソウルフード、ステーキが美味しい店を紹介して頂きました!
ウークイ ~送り~
3日目ウークイ。
エイサーの本番です!
ですが残念ながら飛行機の都合、御先祖様より先に帰らなければいけません…
水野さんもウークイの儀式を早めに済ませてから、東京へ戻るつもりで実家と話を詰めていたらしいのですが、、、
それを見越したようにウークイ当日の今日、9月5日琉球新報朝刊のコラム「金口木舌」にこんな内容が。
〈以下転載〉
見送りはなるべく遅く、時間ぎりぎりまでゆっくり過ごす。
恋する2人ではない。
先祖を迎えての最後の一夜。
きょうのウークイのこと。〈中略〉
行事が簡略化され、送りは早い時間に行うという家庭も多い。
翌日に響いてはいけないという考えもあるだろう。〈中略〉
変わらないのは卓を囲んで顔を見合わせること。
「笑顔を見させるために、ご先祖がいらっしゃる」
というところか。
笑顔のウサンデー(お下げ)を明日からの力にしよう。
〈転載ここまで〉
これを読んだお母さんはやっぱり夜遅くにご先祖を送ることにしたようで、
「線香だけあげて帰りなさい」
と言われ、残念ながら水野さんはウークイが出来なかったそうです。
伝統にはちゃんと受け継がれてきた意味があるんですね。
昇龍祭太鼓は魅せる事を目標にする創作エイサー団体なのですが、
「踊るときにはエイサー本来の意味や重さも大切にしたいな」
と思いながら、帰りの飛行機の中でこの記事を書いています。
今回の旅は他にも書ききれないほど沢山「沖縄」を知る事ができました!
水野さん、ありがとうございました!