沖縄食材 ~サツマイモ!?~
今日11月15日は、我らが代表、水野さんの誕生日当日です♪
ということで、昨年同様、練習終わりにみんなでお祝いしました!
でも、さすがにこの時期はもう寒い!
ということで、しっかり屋内で乾杯してきました☆
そんな寒い季節にぴったりの話題(?)が川上さんから届きました。
サツマイモのお話
石焼きイモが美味しい季節になってきました。
寒~い日にアツアツの焼き芋をはふはふしながら、食べるのって最高ですよね!
石焼きイモといえばサツマイモ、サツマイモといえば薩摩芋だから鹿児島がルーツだと思う人は多いでしょう。
果たして本当にそうでしょうか。
サツマイモは琉球イモ!?
実は、日本ではじめて芋の苗を明(中国)から持ち帰った人は長真氏旨屋(ちょうしんうじ しおく)という宮古島の村役人でした。
それが1597年(※諸説あり)といわれています。
しかし、それは現在普及しているサツマイモのルーツとなるものではなかったようです。
現在のサツマイモのルーツとなるものは、1604年(あるいは1605年か)、野國総管(のぐにそうかん)によって明から琉球へその苗がもたらされ、後に儀間真常(ぎましんじょう)の手によって栽培に成功し、琉球に広がりました。
野國総管ゆかりの地である嘉手納町のHPでは、野國総管と甘藷という案内ページまであり、「いもっち」というゆるキャラまでいるほどです。
(上)長真氏旨屋の墓 (下左)野國総管 (下右)儀間真常
薩摩(鹿児島)に広がったのはその後ですから、サツマイモのルーツは沖縄なのです。
このブログをご覧の方は、サツマイモを食べる時にはぜひ、野國総管や儀間真常、長真氏旨屋の苦労に思いを馳せて頂ければと思います。
沖縄県民としてこれほど嬉しいことはありません。
しかしまあ、琉球イモでは言いにくいし、やっぱりサツマイモがいいですね!