バチが重い、、、
- 2017年11月22日
- テーマ: メンバーの日常
今日のブログは、入団したばかりの新人さんから。
私達はもう慣れてしまったので、当たり前になっていた感覚ですが、、、
やっぱり新人さんの目線から見るとそうなのかぁ、と改めて感じるエピソードです(笑)
ただね、ヒノキはダメよ( ̄∇ ̄)
バチが重い!!
こんにちは!
新人の三井です!
2017夏季に参加して11月に入団しました。
公式練習の参加は5日ほど。
そこでタイトルの内容です!
「バチが重い!!」
昇龍でレンタルされたバチは全長41cm×直径3cmで300gある樫の木製のもの。
ちなみに一般的なヒノキ製のバチは同じサイズでも200g程度なのでかな~り重いです。
なんでも本番中に折れて破片が飛んだりすると、とてもとても危険なので一番硬くて丈夫な樫を使用しているとか。
安全第一ですね。
どうやら安全って重いみたいです。
バチ回し
練習の最初はひたすらバチ回しなのですが 初日後半はバチを上げるのも困難に、、、
心の中で叫びながら振り上げて、そのまま慣性というか惰性で落ちて行くバチ。
肩を中心に円をグルグル描いているようなもので もちろん音なんか出ません。
太鼓を叩くというより触っているというより撫でている感じ?
水野さんから
「そんなんやってたら変なクセつくよ!」
と即指摘が飛んできました。
あの、ちゃんと叩こうという意識はあるんです、、、
ただ身体が言う事を聞かない。
こればっかりは 「分かっちゃいるけど、やめられない???」
サボっていません、全力です!
全力の量が少ないのです、、、
2日目は少し良くなりました。
無駄に使っていた力を節約して必要な所に使うという事を先輩方に代わる代わる重ね重ね教えて頂いたおかげです。
脱力、軌道、背中当て、伸ばし、角度、スナップ、ミートポイントなどなど…
それでも
「しっかり叩き続ける」
からはまだまだ遠い状態。
東京からの富士登山までの道のりに例えるなら、海老名SA辺りでしょうか?
まだ高速道路ですね。
ジャガが棒に刺さった名前分からないやつが食べたいです。
そんな心境をよそに、アレックス先輩が水野さんを焚き付けてバチ回しノンストップ6連チャレンジとか意味不明な催しを開始しています。
↑ 無謀な挑戦者アレックス先輩
巻き込まれました、、、
これが英国流鍛錬?
アレックス先輩(26)は2連で終わってましたが、水野さん(49)は5連途中で練習時間終了するまで止まりませんでした。
化け物ですね。
怒涛の3連チャン
3日目。
前回受けた損傷がだいぶ治ってきた頃、また練習。
1週間空くと良い感じにリフレッシュというか、肩とか肘とか手首とか皮が酷使出来そうな感じになります。
でも何故か3日目から3連続!!!
初心者の身体がどうなったかは結果だけ!
3日目、親指強打撲3回で熱盛、1.5倍に膨らむ
4日目、人差指付け根のマメ破れ熱盛、握力不全
5日目、テーピンググルグルで熱盛
5日目はもう精神論の世界でした。
バチで悟りが開けそうです。
あんさんぶる荻窪の終了放送、諸行無常の響きあり。
笑顔で叩いてる先輩方の凄さを体感した5日間。
水野さんにバチ回し合格を誕生日プレゼントするのは叶いませんでしたが(水野さん指定贈答品)、プレゼント出来るよう頑張ります!!
来年の誕生日で良いですかね?
嘘です。急ぎます。
P.S.
最近ネットでヒノキ製のバチを眺めています。
香りも良さそうです。