昨日は何の日 ~4月4日~
- 2018年04月5日
- テーマ: 沖縄の歴史
今日も1日良い天気でしたね~。
今日は、1日ずっと色々なところへ移動していたので、汗だくになってしまった広報部ブログ担当です。
コートも着ずに、普通にスーツだけだったんですけどね。
暑かった、、、
リクルートスーツの新社会人は、ダークスーツだし、暑いんだろうなぁと思ってみたり。
4月ならではの光景ですね(笑)
昨日は何の日
さて、新年度がスタートして5日。
昨日が何の日だったか知っていますか?
実は、昨日載せようと思ってたのに、すっかり忘れてしまっていたので、1日遅れでお伝えしますσ(^_^;
1879年(明治12年)の4月4日は、琉球藩を廃し、沖縄県とすることが布告され沖縄県が誕生した日なんです。
ということは、昨日は「沖縄県」の誕生日!?
歴史で習う『廃藩置県』は1871年。
この時差はナンだろう??
気になって少し調べてみました。
1871年の本土の廃藩置県から1879年の琉球の廃藩置県までの一連の流れ。
琉球を日本の一部とするために、かなり強硬な手段がとられていたようです。
そのため、この時期に起こったことを沖縄では琉球処分と呼んでいるのです。
琉球処分
1868年に誕生した明治政府。
明治政府が目指したのは、天皇を中心とした中央集権国家の確立。
日本国の国境を画定することを重要な政治問題としました。
当時、沖縄は琉球王国として独立した国家でした。
薩摩の支配下にあったとはいえ、清(中国)とも冊封・進貢関係にあった琉球王国。
そのため、一足飛びに明治政府の管轄下に置くのは難しかったんですね。
その清との関係を完全に絶たせ、日本の管轄下に置くために、まずは1872年に琉球国を琉球藩とし、王の尚泰に藩王の称号を与えます。
さらに、尚泰は大日本帝国の貴族である華族の身分を与えられます。
これにより、清を極力刺激しないように琉球が日本の一部であるという下地を作った感じですね。
そこから1874年に台湾出兵したり、その後の北京議定書に琉球人民のことを〈日本国属民〉と記載したり、1875年に処分官として内務官僚を派遣して政府の方針を伝え、中国との関係廃絶を要求したりするなど、様々な策を講じます。
そして1879年3月に政府は軍隊と警官を差し向けて反対勢力を押え、琉球藩の廃止を通達。
正式に琉球藩の廃止が4月4日に布告され、沖縄県が誕生します。
歴史を知るということ
学生の頃、色々なことを学んだはずなのに、知らないこと、忘れていることが多いなぁ、と最近しみじみ感じます。
特に、このブログを始めてから、沖縄に関しての知識が増えた気がします(笑)
ぜひ、皆さまも沖縄に遊びに行く際には、遊びの計画だけではなくて、その背景にも目を向けてみてくださいね!