振り返ると、、、
- 2018年05月9日
- テーマ: 沖縄の歴史
今日も本当に寒くなって冬に戻った感じの一日でしたね。
こんなに気温の変化があると、体調を崩しそうです(>_<)
ブログを振り返ると、、、
実はこのブログをはじめて1年半が経ちました。
記事の中には
「今日は何の日?」
というネタを取り上げることがあります。
昨日の「ゴーヤーの日」もその一つ。
自分が記事を担当するときは、とりあえず「今日は何の日かな?」とネットで検索してみます。
色々な事を調べていく中で、沖縄でおきている出来事や沖縄の歴史についてたくさんの事を学びました。
沖縄出身でありながら知らない事がたくさんあることに、我ながら驚きます。
沖縄を離れてからの方が、故郷の事を良く調べるようになりました。
沖縄の歴史や文化、習慣や毎日の出来事などを調べることで、沖縄のことを深く知るきっかけになっています。
このブログのおかげですね。
「慰霊の日」の休日廃止問題
今日もいろいろ調べていたら、過去に「慰霊の日」の休日を廃止する問題があがっていたことを知りました。
慰霊の日のことは過去にも記事にしているので、詳細は割愛しますが、この日は沖縄県の休日となっております。
休日であるからこそ、各家庭内でも家族揃って「慰霊祭」や「平和行進」に参加して、「平和の尊さ」や「戦争の悲惨さ」を伝える機会を設けることが出来るのではないでしょうか。
ところが、1989年に沖縄県は、地方自治法の一部改正にあわせて休日廃止の条例改正案を六月議会に提出したそうなんです。
私は当時、すでに東京に住んでいたため、お恥ずかしい話ですがそんな問題が起こっていることすら知りませんでした。
新聞でも大きく取り上げられ、大規模な街頭署名活動が展開されて大人数が動員されたそうです。
最終的には、
「与野党の合意により、審議未了で廃案」
ということで解決したそうです。
平和を希求する草の根の声が勝ったのです。
「慰霊の日」にかける県民の情念が勝ったのですね。
沖縄戦の悲惨さは、語り続けていかなければなりません。
その生き証人の人々も少なくなり世代が変わってきました。
だからこそ「慰霊の日」を大切にする沖縄県民がいます。
この想いはいつまでも持ち続けていきたいと思います。