イベント報告@新宿エイサーまつり
- 2018年07月28日
- テーマ: イベント報告
昨日もお伝えしたように、今日は新宿エイサーまつり当日。
今年の新宿エイサーまつりは、例年よりもいろいろな想いが交錯していたように感じます。
運営として、出演者として、観客として、、、
様々な判断や決断があるなか、昇龍祭太鼓の新宿エイサーまつり担当として頑張っていた美月ちゃん。
その想いをイベント報告と共に綴ってくれました。
新宿エイサーまつり
年に一度、都内随一のエイサー祭り。
きっと出演者もお客様も楽しみにしている人が多いのではないでしょうか?
そうです、そのお祭りとは、
です。
気合いとは裏腹に
今年は何となくですがチーム全体がとても気合いが入っているように感じました。
メンバーであれば「海の声」以来の新曲披露。
一般公募生は今までの練習の成果を存分に発揮したいイベント。
旭川支部にとっては夢の舞台。
それぞれが熱い想いを寄せてる中、私はテレビの言葉を聞いて聞き間違いであってくれと本気で思いました。
台風がやってきてたのです。
しかも、びっくりするような方向に曲がってて
「わざとなの?」
と思うほどでした。
やれることをやる
開催されるまでのあいだに、他団体が次々と辞退していきました。
また、辞退せずとも、会場を数カ所に絞る団体がいるなど、今までに見たことのない状況になっていました。
それほど台風が深刻であったのです。
しかし昇龍祭太鼓は、安全面も考慮しつつ、
「何が何でもやり遂げたい!」
と、運営側が開催を決定するのであれば、辞退せず全会場出るという気持ちで当日を迎えました。
正直、お祭りは中止になってしまうのだと思っていた為に、当日の朝は大忙し。
太鼓に雨よけのラップを巻いたり、担当の方と打ち合わせをしたり、『他団体が抜けた箇所で踊らせてもらえるかもしれない』となれば音源作り。
そして、そのまま集合写真の撮影、演舞会場へ。
昇龍祭太鼓の出番は昼3ステージ、夜2ステージの計5ステージ。
しかし、夜のステージは13時の時点ですでに中止が決定。
昼の部も今後の状況次第でいつ中止になってもおかしくはありません。
1ステージ1ステージ、大切に踊りました。
感謝
3ステージ目のアルタ前にスタンバイした時のこと。
スタッフから中止が知らされました。
代表の水野さんも「なんとか踊らせてもらえないか」と相談しますが、『何かあってからでは遅い』という運営側の判断もあり、もちろん踊らせてもらえることはありません。
しかし、雨の中傘を差しながら、昇龍祭太鼓の演舞を待ち続けて下さったお客様に、せめて挨拶だけでもさせてほしい。
その思いをくみ取っていただき、全員が立ち位置に並び、代表から挨拶をしました。
全員で
「ありがとうございました!」
と言うと、沢山の拍手や声援が聞こえ、思わず涙が止まりませんでした。
『こんなにも応援して下さる方がいたのだ』
と、とても胸が熱くなりました。
今回の新宿エイサーまつりは、沢山の方の思いやりや優しさに触れた一日でした
「何とかステージをやらせてもらえないか」と音響さんなどに頭を下げ、2ステージ目に急遽時間を増枠して演舞させてくださった新宿エイサーまつりスタッフの皆様。
台風が来てて、帰れるかも分からないのに来てくれた旭川支部。
一生懸命練習して、今まで頑張って来た一般公募生の皆さん。
忙しい中、悪天候でも誰も断らず参加してくださったボランティアの方々。
そして、どんな状況下でも一生懸命踊りきるメンバーの姿。
こんな私達を全力で応援してくれ、雨が降って来ても笑顔で観てくださいました沢山のお客様。
私は、沢山の人の頑張りを見ていただけに悔しくてたまらなかったですが、その分色々な事に気付く事ができました。
本当に全ての人に「ありがとうございました」と伝えたいと思います。
・・・しんみりとした感じになってしまいましたが笑
次の日の西東京サマーフェスティバルはその分大爆発でしたよ!笑
ぜひそちらのブログもお楽しみに〜(^O^)