用賀小学校と水野さん
- 2018年09月13日
- テーマ: 友好団体
一昨日、浅草のパレードイベントについて少し触れましたが、、、
今日は、その浅草のパレードにも参加してくれる用賀小学校について、元用賀小教員でエイサー指導に当たっていた名鏡さんから昇龍との関係を改めてご紹介。
水野さんと用賀小
こんにちは、広報部の名鏡です。
今年の7月、我らが代表、水野さんが用賀小の指導に行った日のことが記事に上がっていましたが、今回はそれを私の視点で書いてみたいと思います。
水野さんと用賀小とのつながりは、今年でもう16年目になります。
以前の記事でも触れましたが、明正小で明正小HAPPYエイサーズを立ち上げた先生が、用賀小に異動してエイサーチームを立ち上げた時からの付き合いです。
以来、毎年一回は用賀小の練習を指導しに来てくれていました。
私が主担当となり、一昨年は2回来てもらいました。
「いいですよ、2回行っても。」
何の苦でもないかのように、二つ返事で快諾してもらったのを覚えています。
水野さんを前にした子供たち……
さて、今回水野さんが指導に行ったのは木曜日。
実は、私は前日に用賀小に用事があり、水曜日の練習もこっそり覗いていました。
だからこそ分かる、水野さんを前にしたときの子供たちの反応。
前日とは明らかに違いました。
「じゃあ曲で見せてもらいましょうか。」
と練習が始まった直後、一番分かりやすかったのは、フェーシ(掛け声)の大きさでした。
前日の練習よりも2,3割増しぐらいの声が出ています。
そして
「水野さんが来てくれた!見てくれている!」
という緊張感。
一人一人が、今の精一杯を見せようとしているかのようでした。
用賀小の子供たちにとって
毎年、練習期間も終盤になると、用賀小の子供たちは私のところに質問にやってきました。
「今年は水野さん来ないんですか?」
やはり、演舞を提供してもらっている昇龍祭太鼓が本家本元で、その代表の水野さんは、子供たちにとって偉大な存在なんだと実感しました。
今回、水野さんの的確な指導により、用賀小の子供たちはさらにパワーアップした演舞を意識できるようになりました。
きっと本番でも全力を出し切ったのではないでしょうか。
練習の最後、水野さんが
「これからもずっとこの伝統が続いてほしいなと思います。」
と話していたのを聞いて、私も元用賀小の教員として想いが重なり、とても嬉しく思いました。
エイサーを通して沖縄の風に触れ、達成感を味わうこのチームが、ずっと続いてほしいと願っています。