ユネスコ無形文化遺産
ブログをはじめてもうすぐ丸2年を迎えようとしています。
毎日の更新は結構大変です。
団員にも手分けをして記事を出してもらうように呼び掛けていますが、なかなか記事が集まらない時期もあり、まとめ役の広報部が四苦八苦しています。
しかも、このブログ記事は何でもいいわけではなく、沖縄に関連することや団体に関連する事という縛りがあるため、これまた大変なんです。
言い出しっぺの自分もたくさん記事を出さないといけないので、昨夜に続き私が記事を書きます。
祝☆ユネスコ無形文化遺産登録へ
帰宅して、TVから流れてくるニュースを何気なく見ていたら、、、
なんと!
ユネスコの無形文化遺産に、このブログで紹介したこともある宮古島の奇祭「パーントゥ」をはじめ、秋田の「ナマハゲ」など、東北から沖縄までの8県10件の年中行事が「来訪神:仮面・仮装の神々」として登録される見通しと流れていました。
ちなみに今まで登録されている無形文化遺産と言えば、能楽や人形浄瑠璃文学、歌舞伎に雅楽、最近では和食や和紙というものもありました。
もちろん忘れてはいけないのは、2010年に登録された沖縄の組踊!
これらの無形文化遺産に肩を並べ、「来訪神」が伝統行事として登録されるのは、本当に嬉しいことですね!
あくまでも神事
だけどこのニュースの中では、気になることも伝えていました。
秋田のナマハゲも昔は無礼講で家に入って行ったそうですが、現在は一軒一軒各家庭にお伺いを立て、家の中に入らず引き返すこともあるそうです。
また、以前もご紹介しましたが、宮古島のパーントゥは、観光客がその行事をよく知らないまま参加し、神様であるパーントゥに殴りかかったり、服を汚されて苦情を出すといったことが相次ぎました。
本来は地元の神事であるのに、ネット社会の気軽さから情報を簡単に入手することが出来、いまや地元民だけで行われる行事ではなくなりました。
その行事に興味を持つことはとても大切な事ですが、あくまでも神事であるということ、観光行事ではないということを理解してから参加するようにしたいですね。
自分もこのパーントゥを実際に生で見たことはなく、テレビのみです。
井戸に溜まった神聖なドロ(結構臭いらしい)を身体に塗り、やりたい放題でドロを塗りまくるシーンは、無病息災を願う奇祭とはいえ、びっくりしますよね~
楽しそうだけど(笑)
宮古島の皆様!
ユネスコ登録おめでとうございます!