祝☆ユネスコ登録☆
- 2018年11月29日
- テーマ: 伝統行事
先日、このブログでも触れた「ユネスコ無形文化遺産」
沖縄県関連では過去に単独で「組踊」が登録されています。
今回の登録は沖縄県として2つ目。
何が登録されたのか、、、
普段、このブログを読んでくださる皆さまは、もうお分かりですね?
来訪神:仮面・仮装の神々
そうです、今回登録されたのは自分の大好きな宮古島で行われている「パーントゥ」
過去にご紹介したこともあります。
今回、登録されたのはこのパーントゥを含む「来訪神:仮面・仮装の神々」です。
文化庁のHPでも正式に発表されました。
具体的には以下の8県10件の神様たち。
・男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)
・能登のアマメハギ(石川県輪島市・能登町)
・宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島市)
・遊佐(ゆざ)の小正月行事(山形県遊佐町)
・米川の水かぶり(宮城県登米市)
・見島のカセドリ(佐賀県佐賀市)
・吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)
・甑島(こしきじま)のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)
・薩摩硫黄島のメンドン(鹿児島県三島村)
・悪石島のボゼ(鹿児島県十島村)
組踊のように単独ではないものの、それでも十分に嬉しいことですよね♪
今後の課題
ユネスコ無形文化遺産への登録が大変喜ばしいことである反面、各地域では、やはり後継者問題に頭を悩ませているようです。
宮古島も例外ではありません。
パーントゥに扮するのは地元島尻の青年会。
ただ、このパーントゥに扮するというのは、思った以上に重労働のようです。
このパーントゥは重さ約20kg以上にもなるつる草と泥を身に着けているんです。
その状態で集落内を走り回るわけですから、ある程度体力のある若い人でないと難しいのは想像に難くありません。
現在の担い手の年齢層は高卒から40歳まで。
ただ、この年齢上限自体が年々上がっているそうです。
う~ん、なんだかどっかの団体みたいだな(笑)
このユネスコ登録を機に、少しでも良い方向に進めばよいなぁと思う今日この頃です。
~おまけ~
上記の補足ですが、、、
某団体のHPで掲げているメンバー募集、どうやら年齢制限の上限が上がるようです。
50歳になる代表の指示により現在「28歳」の上限が引き上げられ「33歳」になるとかならないとか、、、
まぁ、現役の中にもその年齢を超えて入団しているメンバーがいるので、ようは本人のやる気と体力次第だとは思いますがσ(^_^;
後継者問題、、、
本当に他人ごとじゃありません。
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